品川区 武蔵小山の手作りアロマ石けん教室 しゅわしゅわ しゃぼんの会

絶対にソーダ灰をつけない方法

12月のレッスンは、500gバッチ用モールドに250gバッチで作るので、保温性が低く、トップに金箔を振るので、ソーダ灰がついても削れないという、シビアな状況でした。
しかし、色々工夫してソーダ灰ゼロで無事終了しました!レッスンの際に対応したことをまとめました。

1.モールドを予め温めておく
冬はホットのお茶が出ています。この空き容器にお湯を入れて、石けんを作る前にモールドの中に入れておきます。
沸騰したあつあつのお湯を入れるとボトルが縮んで、お湯があふれてくることがあるので注意。ものによって伸縮率が異なり、同じ温度でも色々ですが、午後の紅茶はかなり弱かったです。

2.保温箱を予め温めておく
石けんを作る前に、保温箱にタオルなどを敷き、その中にお湯を入れた容器を入れておきます。 モールドもそこに入れておきました。

3.モールドの保温性を良くする
外側に、断熱効果のあるシート、プチプチなどを巻く、等。 私は分厚いアクリル板でモールドを自作しました。

4.モールドに蓋をつける
ラップで蓋をするだけでは保温力が弱すぎます。ダンボールでもなんでもいいので蓋をつくり、その上からラップで覆いました。

5.とにかく保温
お湯を入れたペットボトルを入れて、その上からタオルやブランケットなどを隙間が出来ないように詰めます。更に保温箱の上からも毛布などをかけました。 保温箱はカーペットの上などに置いておきます。 経験上、数時間以内に保温箱内の温度が「40度」を超えたら安心でした。(40度を超えてくれない場合は、ホットカーペットのスイッチをオンに)
温度を計るには、DRETEC ドリテック 室内室外温度計が良いです。



6.3日~1週間は保温箱から出さない
箱内の温度は3日ほどかけて、ゆっくりと下がっていきます。 (上の温度計を入れていると、温度の変化が良く分かります) 温度が下がりきらないうちに保温箱から出さないようにしていました。 温度が下がりきらないうちに出すと、出した直後は大丈夫でも、その後3日~4日ぐらいかけて、じわじわと白っぽくなることがありました。

7.トップ(表面)のデザインは濃い目の色づけをする
ソーダ灰は白色なので、うっすらとつくと色が淡くなり模様が見えにくくなります。濃い目に色づけしておくと、模様がはっきりします。

8.レシピを考える
1)トレースが早い=けん化が早いレシピ
けん化が早ければ、早いほどソーダ灰が出来にくい状態になります。エタノールスプレーをトップに掛けるとソーダ灰がつかないというのはこの原理。(エタノール=けん化を促進する)であれば、けん化が遅いレシピで作ると、それだけソーダ灰が出来やすい状況に長く置かれることになるでしょう。

2)温度が上がりやすいオプション
これは個人的な考えかもしれませんが、、お酒関係、ハチミツ、ミルク関係など、温度が上がりやすい素材を入れると良い。 あと、水分が多めでも温度が上がりやすいのでいいかも?でも、水分が多いと色合いが変わってしまったことも。私はいつもは30%です。

以上、トレースがつきにくくなる方法を8つ紹介させていただきました。
※これらは、平皿モールドなど、石けんの高さがあまりない時に対応した方法です。普通の高さがある石けんにはやりすぎな部分もあります(特に温度)
また、保温環境は家によって様々です。床暖房のあるマンションならここまで必要ないかもしれませんし、一戸建ては寒くなりやすいので、かなりしっかりとした保温環境が必要かもしれません。環境に応じて試してみて下さい。

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